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レンズを90度回す荒技!?映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の光を作ってみた

2026-05-30

スタッフブログ

レンズを90度回す荒技!?映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の光を作ってみた

みなさん、こんにちは!
「あなたのミカタ」で、写真や動画の撮影を担当しているカメラマンの小林です。

WEBサイトを作るとき、デザインや文章と同じくらい大切なのが「写真と動画」。
クライアントさんの魅力を120%引き出すために、実は撮影チームの裏側では、日々マニアックな(でも大真面目な!)実験が繰り広げられています。

スタッフブログとしての第1回目は、最近僕が個人的にワクワクしてやっている「プロジェクト・ヘイル・メアリー・プロジェクト」についてお話しさせてください!

そもそも『プロジェクト・ヘイル・メアリー』って?

SF好きの方ならピンとくるかもしれませんが、大ヒットしたSF小説で、今年(2026年3月)ついにライアン・ゴズリング主演で映画化・公開された超話題作です。
この映画の映像表現(ルック)がどうなっているのか、カメラマンとしてすごく気になっていまして。

実はこの映画の撮影では、ちょっと「普通じゃないレンズの使い方」をしているんです。
その秘密が……
「縦のフレア(光の筋)」!

アナモルフィックレンズを「90度回す」という荒技

SF映画やミュージックビデオで、車のヘッドライトなどの強い光から、横にスーッと伸びる青い光の筋を見たことありませんか?
あれは「アナモルフィックレンズ」という特殊なシネマレンズを使って撮っています。

通常、光の筋は「横」に伸びるのがセオリー。
しかし、映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の撮影監督を務めたグレイグ・フレイザーは、IMAXの巨大な画面(1.43:1の画角)をフルに活かすため、そして独特の縦フレアを生み出すために、なんと「ALEXA 65というバケモノみたいなシネマカメラに、アナモルフィックレンズを無理やり90度回転させて取り付ける」というトンデモない荒技を使ったのです!

「えっ、レンズを横向き(縦?)につけるの!?」
「それ、自分でもやってみたい!!!」

博打で購入!SIRUIの「Saturn」を大改造

というわけで、僕も実際にアナモルフィックレンズを買ってみました(笑)。
選んだのはSIRUI(シルイ)というメーカーの「Saturn」シリーズ。
普通に使ってもかなり良いルックが得られる優秀なレンズです。

ただ、当然ながら普通は90度回転させてカメラにつけることはできません。
回転させるためには「マウント部分の改造」が必要なんですが、それが本当に自分でできるのか、確証もないまま「完全なる博打」でポチりました。

いざレンズが届き、運命の改造手術へ……。
なんと、改造に必要な工具は「T5の星形ドライバー1本」だけでした!

ネジを外し、マウントを90度ずらして固定し直すだけで、無事にレンズを横倒しにすることに成功!

実際に撮ってみると……未知のビジュアルが!

実際に縦に光の筋が入るように撮影してみると、これがめちゃくちゃカッコいい。
いつもの横に広がるフレアとは全く違う、どこか神秘的で、宇宙の孤独感や一筋の希望を感じるような……まさにSF世界!

WEB制作でも「視点を変える」のは大事!

光の入り方ひとつ、レンズの角度を90度変えるだけで、写真や映像が持つ「空気感」はガラッと変わります。

これって、実はWEB制作やブランディングにも通じるなと思っています。
「これが普通だから」というセオリーから少しだけ視点を変えてみる。
レンズを90度回してみるように、クライアントさんのビジネスを違う角度から光を当ててみる。
そうすると、今まで気づかなかった「とんでもなく魅力的な絵」が撮れたりするんですよね。

「あなたのミカタ」の撮影現場でも、こんな風にワクワクするような発想を大事にしながら、皆さんのWEBサイトを彩るビジュアルを作っています!

さてさて、次回のカメラマンブログでは、 僕が普段現場で使っている「こだわりのカメラストラップ」か、「四次元ポケットのようなカメラバッグの中身」あたりをご紹介しようかなと思っています。

それではまた次回!
撮影現場からお送りしました〜!

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